安全安心な住まいづくり、快適なまちづくり、良好な景観づくりをはじめ、空き家対策、歴史的な建造物の利活用等による地域づくり、さらに災害時における応急危険度判定をなどの災害支援活動等、建築士の活動は多岐に亘りますが、このたび、これらの建築士の職能を活かした地域における社会的な活動が円滑に実施され、建築士の業務の発展に繋がるよう一般財団法人長野県建築士活動センターを創立いたしました。
当センターでは、建築士に対する助成、福利事業、表彰などを通じて、建築士の地域における公益活動が円滑に実施され、建築士に対する期待に応えていただくよう各種事業を展開してまいります。
一般財団法人長野県建築士活動センター 理事長
一般財団法人長野県建築士活動センターは建築士法第2条に規定される一級建築士、二級建築士及び木造建築士の社会的な活動を支援し、もって建築士の業務の発展と公益活動の推進を図ることを目的とし、設置された団体です。
一般財団法人長野県建築士活動センターでは、その目的を達成するため、次の事業を行います。
既存住宅状況調査とともにブロック塀調査などにご使用いただくため、一般財団法人長野県建築士活動センターでは、マルチ探査機及びレーザー墨出器のレンタルを開始しました。ご照会はセンター本社(建築士会本会内)又はお近くの建築士会事務所内のセンター支所までお寄せください。
なお、使用料はいずれも使用1日で1,000円(送料をご負担いただきます。)
お問い合わせ:026-266-0230(一般財団法人長野県建築士活動センター)
中古住宅の取引については、いつ建てられ、どこに、どのような修理が行われ今日まで来たかということがはっきりしないため、価格が抑えられ、また、買った場合の雨漏り、壁われなどの心配もあり売買を躊躇する者も多く、取引の活性化は難しい状況にあります。
そこで、国では指定講習機関による講習を受けた建築士が調査する「既存住宅状況調査」により、売り手と買い手が中古住宅の現状を理解して、安心して取引できる制度を創設しました。
また、中古住宅が1年経ったら隠れた瑕疵があり雨漏りがしたといった心配もあるため、中古住宅についても「既存住宅瑕疵保険」制度を創設し、「既存住宅状況調査」と「既存住宅瑕疵保険」により中古住宅の取引の活性化を図ろうとしています。
公益社団法人長野県建築士会では、既存住宅インスペクション研究会を設置し積極的な対応をしていますが、瑕疵保険制度もこのように密接な関係がありますので、制度のスムーズな運用と消費者の便宜を図るため当一般財団法人長野県建築士活動センターで取り扱うことにしました。
あらかじめ、ハウスプラス住宅保証(株)の検査事業者登録をしておくと、既存住宅状況調査と瑕疵保険加入の為の調査を一度に行うことができるため、事業者登録をすることが効果的です。